歯茎の衰えに要注意

伊勢原市の歯医者、大野歯科医院からのお知らせページです。

7月になりました。明日から半夏生(はんげしょう)ですね。半夏生の時期は毎年若干異なりますが、今年は7月2日から6日までの5日間です。

半夏生という植物もあり、この時期になると葉の一部分が雪のように白くなるそうです。「半分だけ化粧=ハンゲショウ」が名前の由来だそうです。風情がありますよね。神奈川県では自然環境保全センターで見ごろを迎えているそうですよ。

関西では半夏生にタコを食べる習慣があるそうで、近所のお店でも売り出しているのを見ました。稲がたこの足のように根付き、豊作を願って行ったことが由来です。タコにはタウリンという疲労回復のもとが含まれていますし、酢の物やサラダなどにしてさっぱりいただきたいですね。

たこをきっかけに歯の衰えを感じることも

ところでそのタコですが、先日患者さんから「最近タコを食べると歯に挟まるようになった」とご相談を受けました。30代の男性で、むし歯は無いのですが、どうにも何か挟まりやすくなった気がするそうです。お口の中を見せて頂くと、虫歯はありませんが歯茎が炎症を起こし、下がり気味になっていました。それで歯と歯の間に隙間ができて挟まりやすくなってしまったのですね。

そういえば、知人にタコ焼きのたこが硬くて歯をダメにしてしまった人もいました。美味しい食事も歯の健康あってのことですから、普段から気を付けてケアしましょうね。

歯茎の衰えは若い頃から始まります

歯茎がやせていくことを「歯肉退縮」といいます。歯周病の一歩手前の段階です。歳を重ねるとどうしてもさけられない症状なのですが、20代、30代の若い方でも油断できません。お口の中の汚れや、ブラッシングや力加減、詰めの噛み癖などが原因となり、どんどん進行していきます。お口のケアは虫歯をなくすことに注目されがちですが、実は歯茎のケアもとても重要なのです。

歯茎の衰えは自然に治るものではなく、歯科での治療が必要です。放置すると、虫歯、知覚過敏になり、症状が進むと歯がぐらぐらして抜けてしまうこともあります。歯茎の衰えの対処法は?
自分でできることとして、お口の清潔を保つこととマッサージがあります。いつもより歯磨きを丁寧にし、歯茎をマッサージすることで歯茎が元気になります。このとき、歯ブラシは必ず「やわらかめ」のものを使ってください。

症状が進むとご自分のケアでは難しいです。歯科でクリーニングをして歯石や歯垢除去すること、適切なブラッシング指導をうけることをお勧めします。歯の表面だけでなく、歯と歯茎の間の歯周ポケットまですっかりきれいになるディープスケーリングはおすすめです。お口の中の爽快感が違います。

あなたの歯茎は健康ですか?歯と歯の間に物が挟まるようになったり、歯が縦長になってきたと感じたら要注意です。
不安がある方、お口の状態を知りたい方は、いつでも伊勢原市の歯医者、大野歯科医院にご相談ください。

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