歯の治療を中断するとどうなる?症状別にリスクを紹介

伊勢原市の歯医者、大野歯科医院からのお知らせページです。
先週は七夕でしたね。夏の空に、きれいな天の川が見られたでしょうか?
伊勢原市役所のロビーには、高さ4メートルのジャンボ七夕飾りが飾られたそうですよ。

七夕の由来は織姫と彦星のお話。恋愛に没頭してしまって自分の仕事をおろそかにしたので天の神様から罰が当たり、年に一度の逢瀬だけしか認められなくなったという伝説です。
子供の頃はかわいそうなお話だなぁと思ったものですが、大人になってみると仕方ないのかなとも思います。自分の仕事を中断し、放り投げちゃったわけですから。

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歯の治療を中断することの危険性

最後まで続けるといえば、虫歯の治療中に急に痛みが治まったり、忙しくなったりで、治療を止めてしまったことはありませんか? 実はこれ、歯にとって一大事なのです。ここでは三つのケースについて具体例を挙げて説明します。

■仮歯や仮詰めのまま中断した場合

治療中の削った部分を一時的にカバーしておくために、プラスチックの樹脂などで仮処置をすることがあります。これは仕上がり具合の確認や、見た目の回復の為にとりあえず付けたものですから長期間の使用に耐えることはできません。すり減ったり削れたりした部分から虫歯になったり、かみ合わせが悪くなり、痛みの原因になります。

■根の治療中に中断した場合

根の治療は通院回数が必要な治療です。歯の内部の治療を行っているのですから、もし細菌が入ってしまうとダメージが特に大きくなります。治療の中断はものすごく危険です。特に神経が取り除かれている場合は痛みは感じづらく、知らないうちに状態が悪化して歯が折れやすくなることもあります。生涯の健康を考えて、どんなに忙しくても治療を最優先にしていただきたいです。

■歯を抜いたままの状態で中断した場合

歯が抜けている状態で治療を中断すると、抜けた部分を補おうとして歯の移動がおこり、かみ合わせが崩れる危険性があります。かみ合わせが崩れると、顎関節症や肩こりなど、全身の不調につながります。虫歯や歯周病のリスクも高まります

歯の治療は最後までしっかり完了しましょう

どの歯科治療にも言えることですが、治療を中断して状態が良くなることや自然治癒することはまずありません痛みが引くと油断してしまいがちですが、治療を終わらせるまではリスクだらけだと考えて、決して気を抜かないでください。思い立ったらすぐ治療。度受けた治療は放り投げないで完了させるを合言葉にしてください✨
歯の治療は伊勢原市の歯医者、大野歯科医院にご相談ください。

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